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  • 紀州徳川 大野(菅田)家

  • 投稿者:呑舟
  • 投稿日:2012年 2月 8日(水)07時57分14秒
 
ひとまず、黒田福岡藩大野家探索はNAOKO氏に御願いするとして
紀州徳川 大野(菅田)を探索してみます。

まず紀州大野(菅田)が予州大野から分かれるのが、菅田城主(のち大津城主)大野直之(直行)
別名菅田直之の息子直綱を祖とします。兄直隆は土州大野(小野)家の祖ですね?

この直綱は天正8年誕生、天正13年大津城落去の時、豊後の大友家を頼って渡海しますが、わづか五歳ですから
誰が連れていったのでしょうか?
系図により姉とも叔母ともされる「大野備後」もこの時十一歳ですから誰か付添家司が付いていたと思われ
ます。母は河野氏女とありますから、直之室の宇都宮の娘の子ではありませんね。
慶長元年に大友家に属して朝鮮征伐に出かけています。十七歳で勲功ありとされます。
ここで黒田如水の名が出てきて大政所(ねね?)を通じて秀吉の耳に入ったとされますが、事実か誇張かは
分りませんが黒田如水と絡むところが黒田家士大野家を連想します。
慶長三年に長束大蔵大輔に召出されて父直之の堪忍料として江州栗田郡駒井中村を賜ったとされます。
故あって同所を去り武州江戸に出て浪人とあるので、なにか不始末があったのかも知れません。

ただ「屋代島本」によると彼は土井遠江守に仕えて六百石とありますので一時牢人したのかそれとも
土井家へのトラバーユで揉めたのか面白いところです。土井遠江守は徳川直参重臣と思われますので
トラバーユのようです。

直綱の息子は「大洲本」によると
 長男 大野文右衛門直次 土井遠江守仕 六百石
  (「予陽大野軍談」は菅田吉郎直政、土井遠江守家来 □□石)と記しますので彼は土井家臣として残ったの
    でしょう。ここでまた土井家臣大野家が発生します。土井遠江守は利隆と思われます。)

 二男 大野(菅田)吉右衛門直偆
    「紀州家中系譜」によると彼は母方の祖母のコネで紀州徳川家に仕官できたとされます。
    となると直綱の室は徳川家に近い家から嫁いできたものと思われます。
    ここでまた徳川秀忠の室「江」のそばに上がったとされる「大野河内」との関係が連想
    されます。単純に皆、知り合いだった可能性があります。
    直偆の長男が紀州大野家祖として記される「菅田吉右衛門豊直」でここから紀州大野系図は
    始まります。
    また「紀州家中系譜」に出てくる「大伴姓 菅田氏 初代 本国伊豫、生国武蔵 菅田直久は
    菅田吉衛門豊直の甥であると書いてますので分家もしくは新家となります。
    いづれかは石高の変遷を見ないと分りません。

 三男 大野九郎兵衛直広
    (大野家惣領の名乗りの九郎兵衛をもらってますので一番出来が良かったのかも?)

 四男 大野市右衛門直秀

---------------------

よって紀州大野は二男系で長男は土井大野家と思われますのでこちらも探索に出なくてはなりません。

少し気になるのは
「紀州家中系譜」には大野姓は居ないことになってますが、
 同書は
 菅田豊直の二男 大野吉左衛門は「御本丸御書院番与力 大野九郎兵衛直榮の養子」となっていますから
 大野直榮の跡を継いで大野姓に戻っています。
 この直榮が誰かを探索する必要も出てきました。

 和歌山県文書館に確認しないと分りませんがこの本丸とは和歌山城本丸ではなく江戸城本丸ではないかと
 思われます。紀州菅田家の歴代の当主が代々生国武蔵と書くのは、江戸詰の家臣で和歌山には家はなかった
 と思われます。江戸時代は同じ藩内でも勤務地の移動は殆どなかったと思われます。
 参勤交代か使い番でしか本領和歌山を見ることはなかったのではないでしょうか?
 甲府に使番で度々行ってますが、これは和歌山からではなく江戸からと思われます。

 今のところこんな按配です。

 まだまだ歴史制度の勉強が足りません。

     


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